リアルな空間のセキュリティとサイバー空間のセキュリティを融合した、新たなセキュリティ工学分野の確立・普及を目指し、暮らしの安全・安心に寄与する。
平成15年以降国の治安対策の成果もあって犯罪の発生件数は次第に減少しているものの未だ高水準に推移しており、国民の治安に対する不安、すなわち体感治安は依然改善されることはなく、暮らしの安全・安心の確保が切望されています。
さらに、ITの進展は国民の利便性を向上させ、社会・経済の根幹を支えるインフラとして機能しているものの、一方で新型犯罪であるサイバー犯罪は種類、件数も増加・悪質化の一途をたどっており、深刻さを増してきています。
このような背景から、リアルな空間のセキュリティとサイバー空間のセキュリティを融合した、新たなセキュリティ工学の分野を確立・普及するため、舟橋信氏と共同で「(株)セキュリティ工学研究所」を設立いたしました。
私は、昭和43年に警察庁に入庁し、警察庁無線通信課、日本道路公団出向などを経て情報管理課長、情報通信学校長などを勤め、平成13年退官、その後綜合警備保障(株)に入社、常務執行役員開発・技術総括担当(CTO)兼情報・システム担当(CIO)などを経て、綜警情報システム(株)代表取締役社長に就任し、平成23年6月20日に退任しました。
この間、警察庁所管の(財)都市防犯研究センター理事長、(社)日本防犯設備協会副会長なども勤めました。
また、平成21年「不審行動検知に関する研究」で工学博士号を取得、現在国立大学法人電気通信大学大学院で「実践セキュリティ論」の講義を行っています。
共同経営者の舟橋信氏は、私と同じく昭和43年に警察庁に入庁し、警察庁有線通信課などを経て情報管理課長、技術審議官などを歴任し、平成13年退官、その後鰍mTTデータ子会社の役員などを経て平成23年3月に退任しました。
この間、デジタル・フォレンジック研究会の立ち上げに参画し、現在NPO法人デジタル・フォレンジック研究会理事を務めており、我国のデジタル・フォレンジックの草分け的存在です。
また、(財)未来工学研究所参与として、危機管理や情報セキュリティの研究に従事するなど情報セキュリティの専門家でもあります。
(株)セキュリティ工学研究所は、私ども二人の経験を活かすことができるセキュリティ全般のコンサルティングを事業の中心にしたいと考えています。
例えば、人感センサーや画像処理技術をお持ちの企業の皆様の新たな警備システムの開発や警備会社への提案などのお手伝いや、企業の情報システムの安全・安心のための情報セキュリティの御相談にお応えしたいと考えています。
ご用命賜りますようお願い申し上げます。
(株)セキュリティ工学研究所 代表取締役社長 大野 宏
本社
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